森の妖精サンコウチョウ
2023年5月初旬と9月初旬に飛来した時に撮影した写真です。
飛んでいる昆虫をフライングキャッチする姿や、地面の虫を捕獲する瞬間のホバリング、舞うように飛ぶ姿など貴重な映像が撮られています。
※注)子育ての写真は久宝寺緑地で撮影されたものではありません。
写真提供:フォトマスター エキスパート 勝間智之さん
バードウォチャーが一度は出会いたい、人気の夏鳥です。
- 分類: スズメ目ササギヒタキ科 日本へは夏鳥として渡来
- 保全状況:準絶滅危惧
- 全長:45センチ(オス)17.5センチ(メス)
- 環境:市街、住宅街、森林
- 特徴:小さな冠羽があり、目の周りとクチバシはコバルト色をしています。
サンコウチョウは渡り鳥で、日本では5月初旬に南方から飛来し、人里離れた山奥の杉林などで繁殖を終えた後、初秋に巣立った雛と共に再び南方へと渡っていきます。
久宝寺緑地はその渡りのルート上にあるらしく、長旅の途中に数日間を過ごす旅の宿になっているようです。
鳴き声はツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイと聞こえ三光(月.日.星)鳥の名前の由来になっています。
姿の特徴は目のまわりの青いリングと、繁殖期の雄だけに見られる30cmもの長い尾です。その長い尾をヒラヒラさせて飛ぶ姿は優雅で、そして時には素早い動きの魚類や爬虫類のようにも見えます。鳴き声、姿、動き、どれもユニークでとても人気の高い鳥です。
野鳥撮影や観察は、私たち人間が野鳥たちに敬意をはらい、見させてもらっているという気持ちで接することを心がけましょう。
野鳥撮影や観察のマナー
- 野鳥の巣には近づかないで ! 子育て中の親鳥は神経質、子育てをやめてしまう恐れがあります。
- 野鳥を追い回さないで ! 驚かせないように気をつけましょう。
- 珍鳥や人気の高い鳥は特に静かに見守りましょう。
- 餌付けや環境改変(木の枝を折ったり)を行わないようにしましょう。
- 大きな声での会話はしないようにしましょう。
- カメラを三脚につけたまま移動したり鳥を追う行為は、大変危険なのでやめましょう。
Posted by 管理人 at 09:54 パーマリンク
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